超名盤 SOILWORK 『The Ride Majestic』 レビュー (および彼らとハードロックの関係性)

2017/01/25

アルバムレビュー その他/コラム


 メロディック・デス・メタルの代表格SOILWORK。一般的には「クリーンボイスを導入したモダンなメロデスバンド」と形容されるバンドです。2015年発表の10作目『The Ride Majestic』のレビューを書きました。まずはレビューに先立って、彼らとハードロックの関係性について述べておきます。

 まず、彼らがいかにハードロックからの影響を受けているか。2001年(『A Predator's Portrait』発売時)にヴォーカルのビヨーン・スピード・ストリッドとギターのピーター・ウィッチャーズに実施されたインタビューから抜粋します。

-今現在、メロディック・デス・メタル・バンドが星の数ほど出現していますが、その中でもSOILWORKの音楽は一歩秀でていて尚且つオリジナリティのあるものをやっていると思いますが、SOILWORKのサウンドの特徴は何でしょう?

ピーター:自分達の音楽を考えた場合、バンド全体が日々成長していると思うんだけど、特にボーカル・スタイルの成長を見逃すことはできないよ。このボーカルにおいては本当にステップ・アップして、これまでとは違うなと思う。 もちろんこの手のデス・ボイス以外のノーマル・ボイスを取り入れたバンドはこれまでにもいるけど、でも一人のシンガーでバラエティをもたせてやったっていうバンドはいないんじゃないかな。しかもそれをアルバムだけでなくライブでも再現することができたっていうことが他のバンドと違う点だと思うよ。あともうひとつSOILWORKの違う点というと、単にデス・メタルからの影響だけではなく、ハード・ロックからの影響もあるということだね。僕達の音楽はスクリーミング・ボーカルの入ったメロディック・ハード・ロック・バンドとも形容できると思うよ。
(出典 ヘヴィメタル、ハードロック専門情報サイト「Rocks On The Road」様より)

・・・と、自分達の音楽性を明確に述べています。また、『The Panic Broadcast』発売時のインタビューでピーターは、「あなたの演奏はブルース色が強く、近年のメタルシーンでは珍しいですね。」という質問に対して、


「PANTERAのダイムバッグ・ダレルのあからさまなパクリって事かい?(笑) 彼は僕にこういった事(ブルースの要素を取り入れる事)をさせようと思わせたミュージシャンなんだよね。僕は曲作りの時にはDEEP PURPLEの多くの作品、それにTHIN LIZZYをはじめとする昔の音楽をよく聴いているんだ。自分達は楽曲にブルースの要素を盛り込みたかったから、そういったバンドの影響が現れていると思うよ。多くのデスメタル好きからは好意的に受け止められないとは思うし、完全なSOILWORKオリジナルとは言えないとは思うけど、エクストリーム・メタルとこうした要素のブレンドはなかなかクールじゃないかな。君の言う通り、こういったブルースの要素は(現代のメタル・シーンにおいて)一般的では無いからさ。」
 
と回答しています。ちなみに、同インタビューで『Natural Born Chaos』はメジャーコードの多用がユニークな作品だったとも述べています。
非常にスピード感のある曲ですが、中盤のミドルテンポのパートはかなりハードロック風。

中盤のギターソロはブルース色がとても強い。また、ギターリフやサビの歌メロはいわゆるアメリカン・プログレ・ハードの名バンド、KANSASの名曲「Carry On My Wayward Son」を彷彿とさせます。

 さらに、『Natural Born Chaos』発売時、ビヨーンはインタビューで、「俺がSOILWORKの前に(ピーターと共に)やっていたINFERIOR BREEDっていうバンドはMESHUGGAH, CARCASS, PANTERA辺りに似た曲を演奏していたんだけど、それから俺達は70〜80年代のハードロックにハマってね。もっとメロディアスな曲をやりたいと思ってSOILWORKを結成したんだよ。」と述べています。さらに、2007年の日本語インタビューでは、「俺達はメタルミュージックシーンの中では少し変わったバックグラウンドを持っている」(引用元)と自らのルーツが他の同時代のバンドとは違う事を示唆しています。ビヨーンはTHE NIGHT FLIGHT ORCHESTRAというメロディアスなハードロックを演奏するサイドプロジェクトでも活動していますし、1stアルバムの段階でDEEP PURPLEの「Burn」をカバーしていたりと、彼らのハードロック愛はなかなかの様です。

 例えば、2nd『The Chainheart Machine』収録の名曲「Millionflame」。中盤のベースソロ以降の展開を聴いてみて下さい。ドラムパターンはDEEP PURPLEやRAINBOWが多用した、そして多くのメタルバンドが全く採用しないシャッフルビートですし、ギターリフとソロは完全にハードロックと呼べるでしょう。


 『A Predator's Portrait』収録曲で言うと、冒頭の名曲「Bastard Chain」。この曲のコーラス部分のリフはDEEP PURPLE「Black Night」辺りを彷彿とさせるノリの良いリフとシャッフルビートですね。


 他にもSOILWROKの曲はハードロック的メロディが無数にあるのですが、「Black Star Deceiver」や、「The Mindmaker」といった曲のリフはイントロから分かりやすくDEEP PURPLEやRAINBOW的な要素が伺えます。他にも、「Like The Average Stalker」の冒頭のリフはDEEP PURPLE「Burn」を下敷きにしたのかなとか、「Rejection Role」のサビの歌メロはなんとなくBOSTON「Rock And Roll Band」っぽいかなとか、「Strangler」の冒頭のリフはNIGHT RANGER「Penny」に似てるかなとか、「Distance」リフはRAINBOW「Stargazer」風かもとか、色々とあります(単なる私個人の言いがかりのレベルであって、全然パクリとかでは無いのですが、興味を持った方は聴き比べてみて下さい)。

 そして、彼らの転機となった9作目『The Living Infinite』について。この作品は新加入にしてメイン・ソングライターとなったギタリスト、デヴィッド・アンダーソンの影響もあって非常にハードロック(ブルース)色が全面的に出した作品となっています。デヴィッドはTHE NIGHTFLIGHT ORCHESTRAでビヨーンと組んでいたギタリストで、彼が加入してからのSOILWORKは、ヴァース-コーラス形式に縛られない曲展開や、その編曲の巧みさや和声等において、他のメロデスバンドを圧倒する多彩な楽曲を生み出す様になりました。

 デヴィッドが特に好きな音楽はDEEP PURPLEやBLACK SABBATHやOzzy Osbourneといったハード・ロック、および70年代のプログレッシヴ・ロックやMAHAVISHNU ORCHESTRA等のジャズ/フュージョンで、最近のメタルはメロディを重視していないバンドや画一的な音作りが多くてあまり好きになれないそうです(BEHEMOTHの『The Satanist』は褒めていましたが)。彼が音楽学校の類に通っていたかどうかは微妙(インタビューでのmost of us with lots of musical educationという言い回しが少し曖昧)ですが、幼少期からクラシックギターやジャズギターの鍛錬を積んでいたらしいですし、作曲段階での対位法がどうのこうの言っていたりするし、音楽理論に習熟したインテリなのは間違いないかと思われます。ちなみに彼はMEAN STREAKという正統派メタルバンドにも在籍しています。
今やSOILWORKの要となった才人デヴィッド・アンダーソン。作曲、編曲だけでなくいくつかの楽曲の作詞も手掛けています。ちなみに医者で、親友のビヨーンによると料理も上手らしいです。

 『The Living Infinite』は全体的にハードロックな作品ですが(「Parasite Blues」みたいにタイトルでブルースだって言っちゃってる曲もあります)、気付きにくい所では以下の曲「Let The First Wave Rise」。ビヨーンがインタビューで「結構ブラックメタルっぽい曲だけど、同時にロック風かつブルース風のヴァースだね。」と解説していました。「ブラックメタルっぽい」というのは単に高速だという事だと思いますが、メロディラインは確かに(テンポが速くて分かりにくいものの)ブルース風な感じがします。


 それから、デヴィッドはジャズフュ-ジョンの素養もあるらしく、そうした和声を曲の随所に盛り込んでいるそうです。例えば以下の曲「Tongue」のギターソロはフュージョン風です。この曲はおそらくイントロのスライド奏法によるリードギターやコーラス部分のバッキングもおそらくフュージョン的な和声で、他のメロデス/メタルコアには無い爽快感、透明感を生み出す事に成功している様に感じます。

 「The Living Infinite I」は出だしこそブルースですが、その後は随所にどこかパット・メセニーを想起させる?透明感のあるメロディが組み込まれていますね。他の曲にもフュージョンっぽいメロディはあるので、意識して聴いてみると面白いですよ。


 SOILWORKが多くのフォロワーを圧倒する独自のサウンドと人気を確立している一因。それは彼らがハードロック的な引っ掛かり感の強いリフやメロディ、グルーヴ感を随所に取り込みつつも、ブルース的な泥臭さを表面的には全く感じさせないスタイリッシュなサウンドに昇華している点にあると私は睨んでいます。また、彼らのフォロワーのいわゆるモダンメロデスバンド(SCAR SYMMETRYやDISARMONIA MUNDIなど)やメタルコア勢のカッチリとした演奏・グルーヴと比較して、よりロック的な"ゆらぎ"、"うねり"のある演奏を志向している様に感じます(デヴィッド加入後はさらにその傾向が顕著です)。




 そして、今回私がオススメしたい大傑作が2015年発表の10作目『The Ride Majestic』です。ハードロック的なうねりとブルース風味のあるリフや旋律を盛り込んでいますが、泥臭さを表面的には感じさせないスタイリッシュな仕上がりになっています。特にハードロック的なリフだと私が感じるのは、「Alight In The Aftermath」の中盤のパート、「Enemies In Fidelity」の出だし、「The Ride Majestic (Aspire Angelic)」のサビのギター等、非常に多くの場面で見受けられます。初期の頃は先ほど紹介した「Millionflame」の様に先人達のリフをうまく自分達オリジナルのモノに昇華し切れていない感があったのですが、その頃の面影はもはやありません。

 もう一つ『The Ride Majestic』の素晴らしい点は、メロディアスである点、正確には"1つのパートにおける歌っている楽器の数が多い"点です。ギターリフが素晴らしいのはもちろんですが、彼らはデスボイス(スクリーム)パートもクリーンボイスのパートも全く歌メロに手を抜いていません。さらに、フィルインの引き出しが無尽蔵にあるメタル界屈指の実力派ダーク・ヴェルビューレンによる、異常な手数とグルーヴを両立させた上で"歌っている"ドラミングも相変わらず秀逸。今作はこうした歌っている(目立つ)楽器の多さによって生じる情報量の多さと、メロデス/デスラッシュ的な歯切れの良いリフの少なさから、 やや取っつきにくいかもしれませんが、聴けば聴くほど他のメロデスやメタルコアには無い独自性が感じられてきます。音楽理論をガッツリ勉強済(らしい)デヴィッドが前作に引き続き作編曲にはかなり貢献しており、旋律を奏でる各楽器の押し引きの精密さはメロデスというジャンルの中ではトップクラスでしょう。楽曲を把握するのが他のメロデス/メタルコアバンドの作品群よりも難しくなりこの辺りは比較的ストレートな作風だったデヴィッド加入前とは異なるポイントなので、リスナーはとにかく何度も聴き込んで彼らの楽曲に慣れて欲しいですね(私は結構時間が掛かりました)。

 また、多くの曲で用いられているアルペジオやメロブラ的なトレモロリフ等、メロディやアンサンブルには従来には無い不思議な浮遊感が感じられます。「The Ride Majestic」のヴァース(Bメロ)や「Death In General」のコーラス部分など、あまりエクストリーム・メタルでは用いられていない(と思う)リズムパターンもそうした印象を聴き手にもたらしていると思います。下記の全曲解説でビヨーンが「アトモスフェリック」と何度か口にしているのも頷けます。また、SOILWORKが前々から割りと用いていた初期MESHUGGAH的な刻むタイプのリフが殆ど使用されていないのも特色で、そういった点も今作の浮遊感のある、どこか柔和なアトモスフィアの形成に一役買っていると思います。彼らは今作において、「ハードロック風アトモスフェリック・プログレッシヴ・メロディック・デスメタル」という前人未到の新ジャンルを生み出したと言えるでしょう(?)。

 また、大半の楽曲を作曲したデヴィッドによると、今作は"スカンジナビアン・メランコリー"を表現するためにメロディックマイナースケールを要所要所に用いているらしいのですが、この点によって他のSOILWORK作品には無い北欧的な叙情性が感じられますね。これはメジャーコードが多用された『Natural Born Chaos』や70sハードロック的な温かみのあるメロディアスさが感じられた『The Panic Btoadcast』とは特に対照的なポイントで、こうした北欧的な空気感・哀愁が強めに漂う作品は彼らにしては意外と初めてなのではないかと思います。叙情的なメタルが好きな方にとってはたまらない作風なのではないでしょうか。


 それから、今作は前作に引き続きギターソロがどれもテクニック、フレージング共に素晴らしいですね。主にギターソロを担当したデヴィッドによると、ギターソロの大部分は事前に作曲していたものの、即興演奏を入れるスペースも残しており、これはランディ・ローズがOzzy Osbourneのアルバムでやっていたと思われる手法を意識したとか。彼は演奏面においてメタルギタリストからの影響は特に受けていないらしく、トミー・ボーリン、スコット・ヘンダーソン、 ジョン・マクラフリン、スティーブ・ハケット、リッチー・ブラックモア、ランディ・ローズといったハードロックおよびフュージョン系のギタリストからの影響を受けているそうです。スライド奏法やフュージョンからの影響を随所に忍び込ませており、伝統的なメタルの手法とは違ったアプローチを心がけているとのことです(ちなみに彼は速弾きだけのメタルギタリストは嫌いだとか)。

 これほどの意欲作が仮にメロデス嫌いの方の目に止まっていないとしたら残念ですね。個性の確立度という観点では、そこら辺のプロッレッシヴ・メタル(というジャンルに属する)多くのバンドを圧倒していると思いますし、演奏技術も超絶。多用されるブラストビートという点で、直接的なアグレッションも申し分無し。前作と併せて、デスボイスに抵抗の無い全てのメタラーに聴いて欲しい作品です。

 最後に、『The Ride Majestic』発売時のビヨーンによる全曲解説から主に音楽性に関するものだけを抄訳したものを掲載します。想像以上に幅広い音楽からの影響を受けている様ですね。彼はかなり明け透けに影響元について語ってくれるので助かります。
 

1.The Ride Majestic
「アルバム全体のムード("スカンジナビアン・メランコリー"の最高形)を決定づける様なイントロで、ツーバスとアトモスフェリックなギターによる浮遊感がある曲。」

※デヴィッドによると、スカンジナビアのメランコリーをアルバムに取り入れたくて、今作にはメロディックマイナースケールが多く使われているそうです。
 
2.Alight In The Aftermath

「うねりのあるリフとドラミングの、アルバム中最も強烈な曲。ヴォーカルの録音は非常にチャレンジングだった。」

3.Death In General

「荘重ともいうべき雰囲気とメロディアスなコーラスによる、非常にメロウな曲。自分の祖母の死について歌った特別な曲でもある。」 

4.Enemies In Fidelity
「ストレートな曲だが、SIMON & GARFUNKELとブラックメタルを合わせた様な意外性のあるコーラスも盛り込んでいる。」

5.Petrichor By Sulphur
「イントロはまるでスカンジナビアン・メロデス版
MEGADETH「Hangar 18」。その後のグルーヴィーなリフの事をベースのマルクスは"Dracula-disco"(訳者註:この曲?)と形容している。非常にアトモスフェリックなブリッジとコーラスだ。」
 

6.The Phantom 
「90年代中期のオールドスクールなスウェディッシュ・デスに捻りを効かせた様な曲。」

※今作も前作に引き続きフュージョン的な和声が随所にあるらしいのですが、この曲のサビの静謐なアルペジオや中盤の静かなパートはかなりフュージョン的だと思います(自信無い)。
 
7.The Ride Majestic (Aspire Angelic)
「KING CRIMSONっぽい雰囲気のメロディ。ギターのデヴィッドがこのバージョンを作曲して、自分が1曲目の方を書いたんだ。」


※デヴィッドによると、イントロのリフは80年代のKING CRIMSONを意識したらしいです。

8.Whirl Of Pain
「アルバム中最もヘヴィな、メタリックなBLACK SABBATH風の曲。」

 
9.All Along Echoing Paths 

「おそらくアルバム中で最も意外性のある曲で、出だしのブラストビートからメロディックかつノリの良い曲展開になる。また、この曲のコーラスはNEW MODEL ARMYのジャスティン・サリバンからの影響を受けている。悲しさの中にどこか希望を感じるさせるようなメロディは彼らにしか作れないよ。」

NEW MODEL ARMYは1980年にデビューしたイギリスのフォーク・ロックバンドで、ヴォーカルのジャスティン・サリバンは『The Living Infinite』収録の名曲「The Windswept Mercy」にゲスト参加しています。SOILWORKの歌のメロディはDEVIN TOWNSEND(ビヨーンはいくつかのインタビューで、「STRAPPING YOUNG LADの『City』には本当に衝撃を受けた。」と発言)やハードロックだけではなく80~90年代のニュー・ウェーブ/ポスト・パンク以降の流れを汲むUKロックにも影響を受けていると思われます。他アルバム収録曲では、「Light The Torch」「Cranking The Sirens」なんかは特にそういう爽やかかつキャッチーな歌メロが楽しめます。

10.Shining Lights
「ギターのシルヴァンが書いた曲で、イントロは"The Cure-Metal"って感じだね(
訳者註:イギリスの大御所ゴシックロックバンドTHE CURE風との意味)。手の込んだリフによる、とてもアトモスフェリックかつリズミカルな曲だ。」
 
11.Father And Son, Watching The World Go Down
「とてもメロディックな締めくくりの曲。"Naked"なヴォーカルに無駄をそぎ落としたヴァース。そこから強烈なコーラスに突入する。」




主な参考文献 
http://www.hotexpress.co.jp/rocksontheroad/soilwork/soilworkinterview.html (日本語)
http://www.hmv.co.jp/en/news/article/1101270109 (日本語) 
http://www.radiometal.com/article/the-night-flight-orchestra-a-trip-through-classic-rock,183936
http://www.musicradar.com/guitarist/interview-soilwork-guitarist-peter-wichers-249849
https://metalinvader.net/interview-with-soilwork/
http://www.musicradar.com/guitarist/exclusive-interview-soilwork-guitarist-peter-wichers-part-2-252792
http://www.guitarplayer.com/artists/1013/hard-rock-roundtable-12-metal-guitarists-discuss-the-darker-arts/54814 (12人のメタル・ギタリストが質問に答えている非常に充実した記事。)
http://teamrock.com/feature/2015-08-24/track-by-track-soilwork-the-ride-majestic (ビヨーンによる『The Ride Majestic』全曲解説)
https://www.premierguitar.com/articles/23040-soilwork-the-metal-majestic?page=1
http://metalkings.com/reviews/soilwork/soilweng.htm
http://deadtide.com/interviews/page.php?id=131
http://metalkings.com/reviews/soilwork/soilweng.htm